第1回親守詩長野県大会の様子

438名の参加、1532首の親守詩が集まる!

平成24年10月14日 メトロポリタン長野で開催!

★家庭教育を考える

かつて世界が絶賛した日本の伝統的子育ての有効性を、脳科学から検証した「親学」、親子でつくるメッセージの「親守詩」をテーマとしたセミナーが開催された。

★親守詩表彰式

親守詩 優秀作品表彰式の様子
親守詩 優秀作品表彰式の様子

親・家族への感謝の言葉を子どもが五・七・五に込め、親が七・七で返歌をつける、親子でつくる「親守詩」。全国でも実践が行われ、長野県大会では1532首の応募があった。

★「教育の情報の共有を」 シンポジウム小坂氏発言

長野県親学推進委員会名誉会長 小坂憲次氏
長野県親学推進委員会名誉会長 小坂憲次氏

Q、教育現場の活性化を図るためには?

A、自ら機能しなくてはいけないという自覚を持てるような組織づくりをやっていかなければいけないだろうと思っています。そこにはやはり、教育の情報の共有というのがなければならない。学校現場での情報共有をしっかりやっていく事。

★「親守詩に涙」

参加者アンケートより

◎高橋史朗氏講演について

 「脳は8歳までにほぼ決まる」「2歳の終わりに共感性が出てくるからここまでに親がどう接するか」こういうものをもっと分かりやすく誰でも学べる形で広めていくべきなのではないかと思います。(小学校教員)

◎シンポジウムについて

議員、私のような教師、何より親など、大人が代わり、絆を共有してその結果、子どもたち次世代が良く変わってくれると思います。(小学校教員)

◎親守詩について

親守詩に込められた深い愛情に涙、涙です…(保護者)

◎全体を通して

保護者という立場でも何か出来ることがあるのではないかと思いました。協力することがあればこれからもおっしゃってください。出来るだけ参加したいと思います。(保護者)

私は保育士なのですが、大切なお子さんを預かる立場として、子どもたちの後ろにある親、地域など、さまざまな環境を改めて考えなければならないということや支援していかなければならないことを感じることができました。(保育士

講演、模擬授業、シンポジウム、とても勉強になりました。乳・幼児期の関わりの大切さを再確認しました。そして、親として子どもの頃、私の親に教えてもらった人としての生き方、挨拶等、大切に自信を持って伝えていきたいと思いました。(保護者)

★実践発表

NPO法人長野教師力向上NET副理事長 小嶋悠紀氏
NPO法人長野教師力向上NET副理事長 小嶋悠紀氏

小嶋悠紀氏は、勤務校での特別支援教育コーディネーターとしての立場からの学校づくりの実践発表を行った。校内での特別支援のシステムの確立と、幼稚園から中学校3年生までの10年間、発達の課題をサポートするセンターを、地域の中核として立ち上げて活動している現況を発表した。

NPO法人長野教師力向上NET 末廣真弓氏
NPO法人長野教師力向上NET 末廣真弓氏

末廣真弓氏は地域の保護者と一緒に開いてきた学習会の取り組みを紹介した。そこでは月に一回、10名の保護者が参加し、「親学」の講座や、子育ての悩みの相談、さらに親守詩づくりなどを行い、地域に親学を浸透させていく活動の重要性を示した会場にいた保護者も、地域の学習会への認識が高まった。

★「模擬授業」で考える家庭教育

小松裕明氏の授業は親子間の「愛着」はどのように生まれてくるのかをテーマに、動物の行動実験と人間の親子関係を比較。子どもはスキンシップを求め、親子の関わりあいが精神的な安定を生むことを、猿、アザラシ、カンガルーなどの動物を例にとって授業を行った。子どもにもわかりやすい授業展開で、会場を巻き込んだ。

 松崎力氏の授業は、子どもが親になった時に、具体的にどう子どもと接していけばよいのかを示していった。100年も前に活躍した医師、マリア・モンテッソーリの教育は「教えて、ほめる」という行為がされていた。これは、現代の医師も大事にしている教え方でもある。子どもたちが本来持っている力を、大人がほめて伸ばしていく重要性が示された。